名古屋北クリニック

泌尿器科

泌尿器科について

 泌尿器科は、尿の流れ(尿路)に関わる臓器(腎臓・尿管・膀胱など)から男性生殖器(精巣・前立腺)まで幅広い臓器をあつかう診療科です。

 次のような症状がございましたらご相談ください
○おしっこをするときに痛む ○おしっこに血が混ざる(血尿)
○おしっこを我慢できない
○おしっこの回数が多い
○おしっこの勢いがない、出しづらい
○くしゃみをしたり笑ったりすると、おしっこが漏れる
○いつの間にか、おしっこが漏れる
○背中から脇腹にかけて痛みがある
○精巣(睾丸)や陰のうがはれてきた
○勃起が不十分で性交渉に支障がある

 上記の症状は腎臓、膀胱、尿道などの尿路に問題があったり、前立腺、精巣、陰茎などの男性精器疾患や副腎、副甲状腺などの内分泌臓器に障害があったりする場合に起こる症状である可能性があります。



膀胱鏡検査について

 膀胱鏡検査は、膀胱(ぼうこう;おしっこを一時的に溜める場所)の中に病気がないかを調べるために直接、内視鏡のカメラで膀胱内を観察する検査です。

 検査では、膀胱だけでなく、尿道(膀胱から出るおしっこの通り道)や前立腺(男性にのみ存在する尿道の周りにある臓器)の状態を確認することができます。
 
 膀胱がんや膀胱結石、前立腺肥大症、尿道狭窄症、間質性膀胱炎などおしっこの通り道にできる病気を評価する目的で行われます。

 軟性ファイバースコープ(やわらかい素材の内視鏡カメラ)による検査では、通常、外来で行い、検査時間は2~5分程度です

 現時点では、膀胱がんなど膀胱内にできる病気を評価するうえで不可欠な検査です。